パニック障害の真っ只中の方々、寛解された方々。
どちらの方々でも、
「いつまで発作に怯える日々が続くんだろう?」
と、絶望する時があります。
寛解(克服)とは、
『日常生活やその人の固有、オリジナルな活動の中での支障が無い』
というのが大まかな意味です。
基本、パニックは、健常者でもあります。
例えば、
仕事でピンチになって、あわてふためく。
口論で見境がつかない。
地震みたいな命の危険の中、我を忘れて逃げ惑う。
他人に迷惑をかけてしまうことだってあります。
パニック障害は、無理矢理言ってしまえば、そのパニックが病的である事。
例えば、何か一つパニック発作に反応する状況を克服しようとします。
基本的には、低レベルな条件から何度も何度もチャレンジして、やり直して、ダメだったらまたやってみて、それが出来たら少しずつレベルを上げて行きます。
同じレベルでも、ちょっとシチュエーションや条件等、何かが違ってたら発作が起こる。
だから、何度でもチャレンジ。
この繰り返し🔁
ホンマ、どこかで我に返って
「こんなん、いつまで続くねん…💧😢⤵️⤵️」
と、ポツリと涙の雫が落ちる💧
寛解/克服しても、今まで経験した事が無い状況てまは、また発作が起こる時もあります。
例えば僕の場合、外国でエレベーターに閉じ込められかけた時。
もう1つある克復は、
● 特定の何かをもっとレベルアップしたい。
● 広い世界・別の世界・新たな世界に行きたい。
こういう時の挑戦に、発作が起こる時があります。
そうしたら、またこの病気が重い時と同じ様に、基礎や低レベルから何度も何度も挑戦し続けます。
仕事で言えば、人命救助の方々です。
パニック障害だったかどうかは別にして、人命救助に関わらない人達より高い精神力が要ります。
スポーツでもあります。
私の場合は、ウィンドサーフィンでした。
パニック障害になる前よりレベルアップして寛解したのに、新しい種目が好きになってしまったので、また発作を克復する辛い年月や月日に逆戻りでした。😢🌊
Twitter繋がりの人は、サーフィンでの発作を克復していったそうです。☀️🌊🏂️
恐怖を取り除く為に、
● 低レベルでの反復練習
● 事前準備
● イメージトレーニング
● 達成した時と後の幸せな想像
● 日々の心や精神の取り組み
● 食生活の改善
● 誰かの克復体験談で自分を勇気付ける
いざ、チャレンジ本番になったら、全てを信じるだけ。
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自分と自分以外を信じる
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この信じるのが、ホント、超難しい。
その理由は、パニック障害の人は、
● 疑り深い
● 自己肯定感が低い
● 自己嫌悪感が高い
● 怖がり
● 不安がり
● 上手くいかない経験と体感(挫折)が多過ぎる
変な希望を持たせる訳ではありませんが、
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パニック障害真っ只中でも
寛解以上の世界を目指す時も、
確かに辛さや絶望が襲ってきましたが、
泣きながらでもチャレンジしていると、
何故か道が拓けてきます。
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誰かが手を差し伸べてくれたり、伴走してくれたり…
だから、あなたが重い症状の真っ只中でも、寛解した後の先の境地へ進もうとしていても、どちらでも自分の願いを成し遂げて欲しいです。
この手を差し伸べてくれた時のコツがあります。
それは、
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『発作』の言葉を使わない
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でした。
じゃあ、とうやって、サポートしてくれる人とコミュニケーションをするのか?
それは、
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『発作』の言葉を使わずに自分の事を説明する
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です。
簡単に言えば、
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「発作が起こりそう」等の
パニック障害に関わる言葉を使わない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という事です。
具体的なコミュニケーションは、こんな感じです。
🌕️ 何がどう怖いのか?
🌕️ 何がどう不安なのか?
🌕️ どういう状況だから身体が動かないのか?
🌕️ 何故心拍数が上がっているのか?
🌕️ 何をして欲しいのか?
🌕️ 諦めたり引き返すにしても
身体や身体や状況を説明する。
これには、4つ利点があります。
1️⃣ サポートしてくれる人が当事者の事を理解しやすく、
何をしたら良いかを考えて実行しやすい。
2️⃣ 当事者が発作を言い逃れにしないので、
サポートしてくれる人のやる気が削がれにくい。
今までうちひしがれてきたので、すがりたい気持ちは解ります。
しかし、同情と理解は別の機会にします。
3️⃣ サポート依存症を防ぐ
今までうちひしがれてきたので、
サポートしてくれる人に同情や理解を求めて、
当事者がチャレンジから逃げてしまいます。
そして、サポートしてくれる人にすがってしまう癖がついて、
依存症みたいになってしまい、
克復にストップをかけてしまいます。
もし、サポートしてくれる人に愛想をつかされると、
● 落ち込む
● 挫折する
● 自己嫌悪を強める
● 他人不信を強める
悪循環です。
4️⃣ 自分を理解できる様になる。
今までは、発作の言葉に邪魔されて、
自分を把握しようとしていませんでした。
また、把握できなかったけれど、
発作以外の言葉を使わなければならないので、
必死に自分自身や状況を把握しようとします。
その為、理解力と説明力が上がります。
自分を理解できると、自信が湧き、冷静にもなりやすいです。
理解、自信、冷静によって、発作を乗り越えやすくするなります
ここで一番頭に入れておかなければならないのは、
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
このトレーニングには、
お医者さん
療法士さん
等のプロフェッショナルが居ない事
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です。
このトレーニングは、
『暴露療法』
と言われているものですが、基本、当事者の責任のもとで行われます。
そして、サポートしてくれる人がいても、たいがい素人です。
家族、友達、きょうだい等…
素人だからこそ、そしてサポートしてくれる心に応える為に、パニック障害に関わる言葉を使わずにコミュニケーションをする必要があります。
また、現実的な話として、
「療法といわれているから、医師や専門家に立ち会いが必要。」
と、思われるかもしれませんが、実生活の中では自分がしたい行動の時に、専門家や有資格者がいません。
例えば、日頃の通勤、買い物、用足しのベストタイミングで彼らはいますか?
いないでしょう。
トレーニングというよりは、生活を営む為の必要にかられて、サポート無しで一人でやらなくてはいけない日常が大半だと思います。
生半可な取り組みではない事を知っていますが、
『生き生きとできるイメージ』
を、毎日毎日何度も何度もハッキリ描いて刷り込んで下さい。
日々の取り組みがあなたの意識が
「あなたがどんな人か?」
という考えを変えます。
「自分の為に行動できる人」
この自己評価を高めていくと、自身、適切な自己愛、自己肯定感、自己受容感が高まっていきます。
その積み重ねが、脳の働き方を変えていきながら、発作を起こりにくく、抑えやすくしていきながら、パニック障害を克服していく事になります。
応援しています。
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