境界性パーソナリティ障害の方は、目標を達成しそうになった時に、わざわざ自分で駄目にする事が多いです。
例えば、
●結 婚の前に浮気
● やりたい仕事にブレーキをかける
● 卒業の前に退学する
等々…
僕も、この自己破壊やブレーキをかける事をしてしまいます。
というのは、境界性パーソナリティー障害は、
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境界性パーソナリティ障害と
診断される位の症状を克服しても、
境界性パーソナリティー障害の
気質や性格が幾らかは残ってしまう
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という性質があり、本当に辛い所です。
ですから、診断されないレベルや生活に概ね支障が無いレベルになっても、コツコツ境界性パーソナリティ障害に入る性格や気質を変えたり、穏やかにしたりしていきます。
では、自己破壊的な事をしてしまう時の、境界性パーソナリティ障害の人は、どんな感じなのかというと、胸や気持ちが猛烈に苦しくなって、気持ちにブレーキがかかります。
なので、物事を進める為に身体が動かなくなります。
自分でブレーキをかけてる感覚なので、うつ病とは違う身体の動かなさです。
もう1つの症状は、逆上して言葉や行動を爆発させてしまいます。
その身体を硬直させる力と爆発力を生むのは、超異常の、下の様な気持ちが沸き上がります。
● 絶望
● 出来ない
● 上手くいかない
● 恐怖
● 不安
● 葛藤
狂おし過ぎて抑えるのに必死です。
パニック症の場合は、発作が強制的に沸いてくる感覚なのですが、境界性パーソナリティ障害の激情の沸き上がり方が違います。
● 本当にしたい事
● 目指す事
● 大切な人
こんな本当に大切なモノに対して超否定的な気持ちが超反応します。
自分には、
● 叶えられる資格は無い
● 叶えられない
● 出来ない
という思いが超強烈に全身をかきむしるので、本当に苦しいんです。
そんな超自己否定が爆発して、異常者や変人に見える言葉や行動に出てしまいます。
ずっとずっと、
● 否定
● 邪魔
● 挫折
● 干渉
の中で生きてきたので、大切な事に出会うと、自然に
● 出来ない
● やりたくない
● やれない
という気持ちになってしまうんです。
何故なら、大切な事を考えると絶望と恐怖が沸いてくるから。
この理屈を解ったとしても、パニック発作が勝手に起こってくるみたいに、物凄い衝動が沸いて、身体が耐えられない不快に包まれます。
だから、身体が止まったり、言葉や行動が爆発してしまいます。
「解って、お願い‼️」
っていう感じですが、狂おしい感覚に染まってるので、一度こうなると、手をつけられないんです。
ましてや、抱えてる絶望や恐怖を説明するなんて、
● 自己嫌悪
● 恥ずかしさ
で言えない。
甘えや駄目人間に思われて、他人に嫌われる思いと、自分が自分を嫌に情けなくなる。
もし、説明できても、異常者や変人に思われる位の勢いで誰かに話しかけたり、振る舞ったりするものだから、人付き合いを壊してしまいます。。。
あるカウンセラーさんは、クライアントさんに、自殺する手紙を貰ったり、目の前でリストカットされたそうです。
「気付いて欲しい、解って欲しい、抱き締めて欲しい、私を、こんな駄目な孤独と絶望の私を。」
積み重なった
● 受け入れられなかった
● 上手くいかなかった
● 邪魔された
という思いが、
● 孤独
● 絶望
● 自己卑下
● 自己嫌悪
● 自己否定
を掻き立て続けます。
だから、自己破壊してしまいます。

この自己破壊を改善していくには、今までを覆す
● 人付き合い
● 社会経験
● 物事への取り組み
を重ねていく必要があります。
何故なら、今までと同じなら、これからも同じだからです。
今までと同じ事をする場面に出会ったら、違う事をして、違う結果へと向かう事を繰り返して、持ち続けていた思いを書き換え続けていく必要があります。
パーソナリティという名前がついた病名なので、人格や性格の問題が大きいのです。
その人となりを作り上げてきたのは、
● 環境
● 出来事
● 人付き合い
です。
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人の脳は、
自分の事も他人の事も
その人が行動している
最中と結果によって、
その人がどんな人なのかを
判断します。
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ですから、自分の行動によって
「自分がどんな人なのか」
という意識が変わっていきながら、人となりも変わっていきます。
だから、1回や2回の行動ではなく、何度も何度も行動します。
これは、子供が怖くて出来なかったコマ無し自転車に乗れる様になるのと似ています。
何回も何回も練習して練習して出来る気持ちを育てながら、本当に出来る様になっていきます。
でもね、一人だと本当に難しい😵💦
自転車もそうでしょ❓️
ましてやどう動いてくるか解らない人や社会を相手にした練習なんて。
だから、私はずっと指導してくれていたヨガの先生方に、ヨガスタジオを退会して何年も経った今でも感謝していま。
狂った僕を医者でもないのに、他の会員さんに迷惑がかかったにも関わらず、変わらず、私に接して指導してくれました。
その支えがあったからこそ、気力を振り絞り、見捨てられ不安によってパニック発作を起こしながら、t心に思う女性に告白できて付き合え、後の別れにも耐えきりました。
そして、次の出会いへ進み、プロポーズして結婚でき、その新しい絆のお陰で、仕事場でのピンチに心を狂わせず、キリ抜けられました。
この様に、精神心理を担当する人に加え、交際相手や妻などの実生活で得た絆が加わっていく事によって、境界性パーソナリティ障害の方は、立ち直っていきます。
境界性パーソナリティ障害の方は、変わらぬ想いを向け続け、接し続けてくれる人が欲しいのと同時に必要です。
大きく欠落した人の温もり。
これがあるからこそ、立ち上がって、こけても傷を癒して、またチャレンジしていきます。
伴走者と繰り返すチャレンジが、人となりを書き換えていきます。
そんな伴走や理解をお求の方は、ご連絡下さい。
境界性パーソナリティ障害を克服したカウンセラーとして、真摯にサポートさせて頂きます。

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