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多くの精神疾患や心身症があります。しかし、その根本原因は共通しています。気持ちがキチンと処理されずに残ってしまい、心の傷、即ちトラウマになってしまっているのです。ショックを受けたまま回復せずに、慢性化、悪化した結果が精神疾患や心身症に繋がるという流れです。

境界性パーソナリティ障害には、融通がきかない「０か１００か思考」があります。「オール・オア・ナッシング（all or nothing）」ですね。特に正しさ等の善悪についての基準がはっきりしています、誰かがその基準からズレると過剰な反応を見せ、人間関係を壊す事があります。

イップスの克服とは、前と同じ様に出来る様になる事ではありません。イップスになった時点で、人生は新しい局面に移っているからです。ですから、イップスを乗り越えた先の道は、イップスになった方それぞれ異なります。

境界性パーソナリティ障害には、躁病、躁状態に見える時があります。しかし、躁病と決定的な違いがあります。それは、ハイテンションの原因は、人間関係に限定できる所です。

過食症の原因には、激しい気持ち同士のぶつかり合いがあります。消化できない気持ちがぶつかるのです。思うようにいかせたい気持ち、思うようにいかない気持ちがせめぎ合います。そのはけ口が過食という行動になります。

拒食症になった後、恐怖症やPTSDを併発する場合があります。その原因の１つに医療があります。特に医療従事者による脅しや恐喝的な栄養摂取の強制が行われる期間に生じやすいです。強烈な気持ちを拒食と言う食事行為に結び付けているのが拒食症なので、恐怖や心傷を作るやり方一辺倒では、拒食症を酷くするばかりか、精神心理自体を悪化させます。

パニック発作が再発した時、絶望に陥りやすいです。しかし、再発は１つ１つ原因を分析して原因を解決する事によって、慢性化を防げます。解決する行為が抱えていた問題の解決にもなるので、生活の質や人としての質も上がります。

拒食症になった後に拒食症やPTSDになる事があります。その原因の１つに家族があります。拒食症者が口にする数少ない飲食物に家族が混ぜ物をする等の拒食症者にはありえない食事の無理強いをした結果、家族の信頼感や安心感が崩壊します。崩壊の結果、家族を見ただけで震えだす等の恐怖症やPTSDの症状を起こす事があります。

境界性パーソナリティ障害の原因には、人との繋がりに大きな支障が長く続いた事にあります。その関係の殆どが親子関係、あとの幾分かは夫婦等の親密な男女のパートナーシップです。それらが損なわれても、別の新しい関係を作る事によって、境界性パーソナリティ障害を克服できます。

パニック発作を克服していく最中に、克服したい気持ちと克服したくない気持ちが衝突する時があります。２つの気持ちの衝突の仕方によって心のバランスが崩れ、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす恐れがあります。それを防ぐ為に、いつも丁寧に気持ちを確かめ、摺り寄せる必要があります。