はじめまして、 上地 昭 (うえじ あきら)です。
兵庫県に住んでいます。
僕がどのようにして、いくつもの精神疾患になり、克服していったかを、自己紹介をかねて少しお話ししたいと思います。
何か、あなたの為になれば幸いです。
まずはじめに知っておいて欲しい事は、持って生まれた体質などの性質以外は、生まれた後から受けた事が、その人の身体を作っていきます。
身体とは、肉体、脳、精神、意識など、その人そのものの事です。
なので、精神疾患やメンタルヘルスの悪化を簡単に言うと、ショックやトラウマを受けた結果です。
「PTSDで言われている『心的外傷』を受けて回復しないで、どんな風にメンタルヘルスが悪くなるか?、どんな病名の精神疾患になるか?」
と言ったら解りやすいかもしれません。
つまり、
「どんな心の傷を負って、その心の傷が癒えずに悪化して、どんな種類の精神疾患になったか?」
という事です。
この事を意識しながら、これから読み進めて下さいね。
では、始めましょう。
僕が生まれ育った家族は、父親の仕事の都合で、僕が母親のおなかにいる頃から関西地方を、3年くらいごとに引っ越しする生活を送っていました。
幼稚園までは、楽しく引っ越ししていましたが、小学校を卒業する時にとても仲が良かった沢山の友達と別れた事から『孤独・隔絶・絶望』を宿すようになりました。
この引っ越しでは、大阪から淡路島へ移ったのですが、海を隔てた人との絶望的な隔絶の夢を見続ける様になり、40歳前半でやっとこの夢を見なくなりました。
この様に、幼い頃の事でも、深く大きなショックは、良い事でも悪い事でも、長い月日をかけても、今の事として記憶に残り続けます。
もしあなた自身や、あなたの大切な方など、身の回りの人達がずっと同じ事にこだわっていたり、悪夢や何か異常な言葉や振る舞いがある時は、身も心も大きく揺さぶる何かがあったかもしれません。
その可能性を意識して、丁寧に過去を紐解いたり、癒したりして下さい。
また、人との絆の切れ方によっては、心の傷、トラウマを作る可能性を胸にとどめておいて下さい。
夢を見なくなったのは、自分の大切な人たちを自分で作り直していった末に、結婚し、子供が生まれて家族ができて数年が経ってからでした。
この様に、心の傷が癒される、解消される、浄化される、昇華されると、心や身体の異常は消えます。
僕の場合は、奥さま、我が子だったという事ですね。
あなたにとっての何かが、心や身体を回復させるカギです。
孤独や隔絶は、死ぬ程の、この世の終わりの様な絶望・苦しみがあります。
でも、僕の様に、心から交わえる人との繋がりを再構築することによって返り咲く道もあります。
話を戻して時を進めましょう。
淡路島に住んだ2年後に兵庫県西宮市に引っ越しました。
勉強は好きで、絶えず勉強していたのに、なぜかどん底まで落ちてしまった成績を中学3年生の間、できる限り上げて大阪府の中堅私立高校へ進学しました。
淡路島で成績が落ちていった時、親に勉強を強要され、どれだけやっても認められない事が、後々尾を引いていきます。
別に、落としたくて成績を落としたわけではなかったし、理由が分からず落ちていったところに親が畳みかけてくるので、家が安らがなかったんですよね、特に定期テスト2週間前くらいから。
他には、今なら虐待と言われる様な子育ての場面がありました。
日頃、親は、性格良く振舞おうとしても、逆上しやすい、キレやすい性格だったんですね。
どこにいても、特に家庭に安心感、信頼感が無いほど、欠けているほど、メンタルヘルスがやられて、身体もおかしくなると覚えておいて下さい。
例えば、一生懸命自分なりに頑張った、高校受験でも、
「家の周りにはもっと優秀な学校があるのに学力がたりなかった」
という様に自分にとっての成果を認められない様になっていました。
喜び、達成感がひと時でも無い、という人間になっていたんですね。
責められる頻度が多いほど、強さが強いほど、
- どこまで自責する
- いつもだんな事も自分を認めない
- いつも不満だらけ
という様な人になります。
次の目標に向けて、また頑張る事自体は悪くはないのですが、やった事をハナから否定する性格は、
- 自己肯定感
- 自己受容感
- 自己重要感
という自己評価を下げ続けながら、
- 自己嫌悪感
- 自己否定感
という自己評価を上げ続けます。
この自己評価の癖が強まると、
- うつ病
- 強迫性障害
- パニック症
- 潔癖症
といった
- 自分の価値を下げ続ける
- いつも何かに追われている、見張られている
という精神状態をいつも強烈に働かせ続ける精神疾患になる流れもあります。
精神疾患は、突然予兆もなくなるものではなくて、ちゃんと原因と理由がある事を心に刻み付けて下さい。
ここでもう一つ覚えておいて欲しい事は、精神疾患やメンタルヘルスの悪化は、原因が混ざり合う、という事です。
例えば僕の場合は、
- 親による自己評価が低くなる事
- 度重なった引っ越しによって引き裂かれた人間関
という2つでした。
学力不足という自己評価とどこの学校に行けるかという場所の自由の問題が合体して、もっと強烈にネガティブな気持ちを作り上げていきました。
なので、今考えれば理想の道半ばまでたどり着いた志望高校の合格をまず喜べず、ずっと高校時代は他の友達とも関わらず、独りで黙々と休憩時間も勉強していたので、修学旅行でも孤独で、時間を過ごす事が苦痛でたまらなくなる様な事態に、自分でしていました。
結果的にはそこまで追い込んでやったので、理想とする学力を手に入れて、第一志望の大学に合格できたのですが、入学式での写真は強烈な不満をあらわにした顔でした。
これには自分でもビックリしました。
もう、笑えなくなっていたんですね。
笑ったつもりでも笑っていない。
精神状態が顔、つまり身体を、精神状態に合う様に創り上げていく、というまさにその通りでした。
ですから、例えば、
- うつ病では、身体が動かない、ダルイ
- パニック症では、発作が起こる
というのも、精神状態に合った結果です。
そして、解消されない気持ちはずっと溜まり続けながら、自己増殖していきます。
あなたや身の回りの方々にもいませんか?
いつまでも何かに固執してネガティブな気持ちを持ち続けながら、大きくしていくという事が。
健常者の方々でもありますよね、こういう事が。
精神疾患や、発病する前の状態は、
- 思いに固執する
- 思いを自己増殖させる
という負のスパイラルに強烈にはまっています。
だからこそ、今まで通りでは、自分では、独りでは、なかなか負のスパイラルから抜け出せない、できたとしても、メチャクチャ強烈に難し過ぎます。
消えない思いと精神状態を、あとに引きずるという形を1つお話しすると、僕は大学合格後にもっと大きく広々した自由の魅力に取りつかれて、海上を自由に駆け巡る事ができるウィンドサーフィンに一目惚れしました。
今迄の過干渉と恐怖や不安の一面があった養育環境と、引っ越し続きが生んだ場所の不自由感から大学生活と海上で一気に開放され、自由を手にした気持ちでした。
しかし、ここでマズかったのは、根本原因に取り組まずに大学4年間を過ごしてしまった事です。
この場合の根本原因とは、自由でした。
- 過干渉と恐怖が募った養育されていた不自由。
- 引っ越しによる、場所と人間関係の不自由。
これらを大学生活とウィンドサーフィンに肩代わりさせたまま社会に出てしまったのです。
本当に取り組むべきもの、願うものとは別の何かに肩代わりさせていて、根本の問題を解決できていない、という事です。
結果、大学新卒就職2年後に、過食症になりました。
ウィンドサーフィンでは、強烈なパニック発作を起こす様になり、水上の自由を失い、代わりの自由も失いました。
他に、
- パニック症(ウィンドサーフィン以外の私生活でも発症しました)
- 対人恐怖症
- 愛着障害
- 境界性パーソナリティー障害(見捨てられ不安)
- うつ病
などの精神疾患も発症しました。
それらの精神疾患に加えて、
- 幻覚(幻視・体感幻覚)
- 金縛り
などの心身症も併発しました。
この様に、精神状態は身体そのものを変えます。
精神疾患の土台となった人となりがエスカレートしながら症状が重症化しては、失職と復職を繰り返し、正規の仕事を得られない時は、派遣・日雇いをして食いつなぎました。
職に就けずに収入が途絶え、貯蓄が底をついてきた時は、実家から生活費を援助して貰った事も。
仕事どころか生活そのものを営めなくなった時に、実家の母親が一人暮らしの賃貸マンションに生活サポートを受けた事もありました。
僕をサポートに来た親と話す時でさえ、まともに話せず、全身が震えるほどの対人恐怖症に。
発症10年後、テレビのニュースで悲惨な事件を観て心が何一つ反応しなかった事に危機感を覚え、精神疾患克服をはじめとする心を改善する取り組みを始めました。
その取り組みは、
- 「自分の心を自由に感じて使える様にする」
- 「薬を使っても、心身をはぐらかしているだけ。本当の問題解決にはならない。」
という考えがもとになりました。
葛藤があったのが、
- 病気は病院が治すのが王道だけど、精神的な事はヤバい。
- 薬中毒と、薬で余計に悪くなっている事をよく聞く。
- 診断されると、気が狂ったおかしい人間というレッテルを貼られる。
- 貼られた結果、友達などの人との絆が切れる、就職難などの仕事と収入が途絶えて生きられない、社会からはじかれる。
という生きられるかどうかへの恐怖と心配でした。
あなたや、あなたの大切な方もこの事を心配して恐怖してはいないでしょうか?
僕はその心配と恐怖を持ち、自分の心は自分で治す気持ちがあったので、
「医療無しで発症したすべての精神疾患を克服する」
という決意をもとに取り組みを始めました。
(精神疾患を克服する為のマインドセット・決意については、こちらの記事をご覧ください。)
はじめは、ヨガにしました。
何故ヨガだったのか?
理由は、
「気持ちを発散させる為に、趣味や好きな事をしても効果が無い精神状態に自分がいる」
と分かったからです。
だって、そうですよね?
趣味で、好きな事で、身体を動かす事で、身も心もリフレッシュするなら、そもそもウィンドサーフィンで、パニック発作は起こりませんし、過食症を助長する1つにもならなかった、そもそも精神疾患にはならなかった、精神疾患になった後でも回復に向かったハズですから。
心と身体を感じて理解する方法を身に付けて使いこなす必要に気付いたのです。
そこで僕は、スポーツが好きなので、身体を鍛えたりケアができて、心も取り扱えるという発想でヨガにしました。
心と身体を感じて知って理解する、という意味では、座禅、マインドフルネス、太極拳も同じですね。
あなたにあった心と身体を感じて知って理解するモノを選んで下さい。
この選択は大正解でした。
何故なら、メンタルヘルスが悪い、しかも精神疾患になるほどなら、心や身体を充分に感じきれないので、〇〇療法などの、心理的な、精神的なスキルを使っても効果が無い、または少ない事が普通にある事を後々知っていく事になったからです。
それは、僕自身もですし、クライアントさんを見てもでした。
取り組みを始めてからですが、生活で起こる症状を乗り越えながら克服していった土台は、やっぱりヨガでした。
心と身体を一体にして見れて対処できるチカラが増えていった事が一番の理由です。
その後、NLP関係のセミナーを受けたり、当時流行りだった心屋仁之助さんやアドラー心理学などの心理スキルを身に付けながら、自分に使い続けました。
言ってしまえば、
- 自己カウンセリング
- 自己コーチング
- 自己心理療法施術
ですね。
自分にスキルを使う方法は、やっていない方々が多く、折角、
- 高額のセミナーを受けても、
- 腕利きのカウンセリング/コーチングを受けても、
- 色んな本やサイトの情報を仕入れても、
自分で自分に使っていない、使い切れていない様です。
精神疾患や傾いたメンタルヘルスから回復した方々を見ると、専門家の助けを得たとしても、自己カウンセリングなど、自助努力がどこかの時点から始まっています。
もちろん、精神や意識が安定しない、狂乱するほど重い時には、誰かのサポートが必要だし、自分で何かできる状態ではないし、難しいです。
ただ、どの程度が回復してくると、自分で動かなければならない時期が来ます。
何故なら、精神や脳は、意識が受ける事、自発的に感じて考えて行動する事を受けて良くも悪くもなるからです。
ですから、自分で感じて考えて行動する事が、
- 心理療法
- カウンセリング
- コーチング
- 薬
になります。
その積み重ねが、例えば僕の場合、
- 見捨てられ不安とパニック発作にまみれながら好きな女性に告白した事で、大切な異性に発症する境界性パーソナリティ障害を克服。
- 交際相手や結婚パートナーとの食事を通して過食症を克服。
- 仕事場や生活、ウィンドサーフィンでのパニック発作を克服。
- 社会的に権威があって、自分の命運を握る相手として、会社の上司や先輩など、目上の人達に出る境界性パーソナリティ障害の症状を克服。
といった成果を1つづつ積み上げていきました。
これにより、克服開始から約7年、発症から数えると、約17年に及ぶ克服を完成しました。
※ここまでお話しした詳しい経緯と、
- 生誕~成長~精神疾患発病までの過程~克服達成までの自伝
- 疾患メカニズム解説
- 克服ハウツー
この3つを兼ねた拙著、
『過食症から始まった僕の多重性心疾患を医療無しで治していった3人の女神達』
をご参照下さい。
余談ですが、このカウンセリングの仕事を始める前のサラリーマン勤めでは、10年間勤務できました。
それまでは、もって2年半でした。
この様に、メンタルヘルスが回復すると、仕事や生活も良くなります。
あなたや、あなたの大切な方が、早く速く良くなって、もっと幸せを掴み取り続けていって下さい。
だいぶはしょりましたが、僕は精神疾患を克服できたなりの道をちゃんと辿ってきたと見えたかもしれません。
でも、僕には、
「奇跡だ」
と、自分の運に感謝しながらも、
- 薄い氷の上を歩く
- 細い綱を渡る
- 迷路の様な沢山の選択肢と生き道を暗中模索する
という事を、何回も長い年月をかけてやってきた怖さに震えもします。
それほど、一度精神や心をおかしくすると、身体そのものが大きく狂い、立て直しが本当にメチャクチャ苦痛で苦労します。
時には手遅れ、不可能だってあります。
あなたが、あなた自身を、そして大切な人の身も心も愛し慈しみ続けて下さい。
僕はあなたがあなたや大切な方のメンタルヘルスをサポートする事で、あなたや大切な方の心を自由に感じて使える様になり、もっと豊かで幸せな生活を送って貰える様に、この仕事をしています。
カウンセラーやコーチの様な心や精神的な専門家に依存しっぱなしになるのではなく、普段は専門家がいなくても、あなたが自分でメンタルをケアしていける様になっていって貰う事をミッションにしています。
自分でできる様になる事が、
- 人の喜び。
- 自己肯定感などの自己評価を上げる。
- いざという時の踏ん張りがきく。
- もっとより良くなる為の気力になる。
- 自分で何とかする力がつく。
という事につながります。
上の5つの効果がメンタルヘルスケアになって、
- メンタルヘルスが回復しやすい
- 良いメンタルヘルスの時が多い
というあなたになります。
そして、毎日ケアしてケアする力が上がったあなたが専門家に頼った方が良いと判断した時に、専門家に頼り、問題を解決し、解決した方法とプロセスを再びあなたの血肉して、もっともっとレベルアップしていく成長の上昇気流に乗っていって下さい。
そうなって欲しいので、僕のカウンセリング/コーチングでは、クライアントさんに、そうなる様に接しています。
そういう僕も、普段はセルフケアを毎日の習慣にしています。
僕自身やクライアントさんの為に、
- 持っているスキルを磨き直す
- 新しいスキルを身に付けてまず自分に使う
という事を繰り返しています。
メンタルヘルスに限らず、まずは自分でやってみて、専門家の直接指導の方が良いと判断したら、セミナーなどのセッションを受けます。
あなたがそうなる様に願うと共にそうなる様にサポートします。
僕自身の闘病中、闘病後、クライアントさんから得た
- 知識
- 知恵
- 経験
- スキル
について、
- 公式LINE
- メール
の2つで配信しています。
- 僕がどんな事につまずいたか
- 僕がどうやって乗り越えたか
- クライアントさんの事例はどんなのか(匿名)
などについて、発信しています。
ブログより先に投稿したり、ブログでは触れていない事、ブログサイトの過去に埋もれた話をするなどしていますので、是非この機会に登録してみて下さい。
精神的な事、心の事は、眼に見え辛く、漠然として、解りにくいです。
だから、沢山知っていきながら、知った事を使っていく事が、あなたやあなたの大切な方、そしてメンタルヘルスについて、詳しくなり、対処していける一番の近道です。
LINEとメールでは、違う内容を発信していますので、知識と知恵を両取りして下さい。
もちろん、片方でもオッケーです👌
僕の様にはじめから、医者や薬に対して嫌な気持ちや疑問がある人、そして、医者に何年または何ヶ月通っても良くならない、または悪くなる、といった方々がいらっしゃいます。
たぶん、今これを読んでくれているあなたや、あなたの大切な方も。
最後に僕からあなたに贈るメッセージは、
- あなたや、あなたの大切な方のメンタルヘルスに詳しくなって、他人まかせにしないで下さい。
- あなた自身の手で、あなたやあなたの大切な方が、心を自由に感じて使える様になって下さい。
- その結果、もっと豊かで幸せな生活、逆境になっても復活しやすい人になって下さい。
という事です。
その為に、僕のLINEやメールの自動配信、ブログ、本から、ドンドン知識やスキルをモノにしていって下さい。
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