強く偏った親の性格が子供を境界性パーソナリティ障害にする

境界性パーソナリティ障害

それぞれの家庭には、他の家庭や世間が見ると、
● おかしい
● 理不尽
● 非道徳的
● 理屈が通ってい
● 偏った価値観
を持った親が生んだ家風や親子関係があります。

(ここでは実の親以外も含めた子供の養育者を親と表しています)

特に異常さが強い親程、子供に親の意思に従わせます。

子供が、親の言う通りに
● 出来ても、
● 出来なくても、
養育者の言う事に対して、
● 拒絶しても、
● 泣き寝入りしても、
● 受け入れたとしても、
● 染まってしまったとしても、
● 適合してしまっても、
子供自身の気持ちが、
● 蔑ろにされ、
● 無視され、
● 押さえつけられ、
● 拒絶され、
● 軽んじられます。

時を重ねる内に、子供自身が親に認められない、受け入れられない気持ちが当たり前になっていきます。

すると、常に親の出方を伺う様になります。親の気持ちだけが絶対なのです。

これでは、自分で自由に考えて親に気軽に話したり実行する事が出来なくなっていきます。

自分の気持ちが解らなくなり、限られた範囲でしか何かを思い、振る舞えなくなります。

私もでしたが、よくあるのが、親を正しいと信じ込んでしまう事です。

特に親の理屈が子供からみると、
● 客観的に正しい
● 理屈が通っている
という場合は厄介です。

疑うのが難しいですから。

また、子供に対する親の言葉や行動が強いと、
● 悪い事
● 間違っている事
● 親の性格によるもの
● 親の気分次第のもの
● 理不尽な事
であっても、受け入れてしまいやすいです。

受け入れてしまう理由には、こんなものがあります。
1️⃣ 強い言葉や行動には、
  理屈や正しさ以上に
  他人を従わせる力がある事。
2️⃣ 親が子供にとって、
  命を握られている存在である事。

特に2️⃣は、親に見捨てられたり、適当に扱われたら、本当に子供は生きていけなかったり、不自由です。

この『親に見捨てられる恐怖・不安』が
ーーーーーーーー
見捨てられ不安
ーーーーーーーー
を生む原因の1つです。

一番厄介なのが、家の中で普通だった事や、その普通によって出来た自分の常識が社会では通用しなくなった時です。

とにかく何が何だか解らない。上手くいかない。

実際に僕は、今までの何かが木っ端微塵に吹っ飛んだ、寄って立つ物が無くなった様な感じでした。

村八分みたいな感じになりましたし、何かことごとく自分が周りと違いました。

一番苦しかったのが、周りが自分にしてくる事がことごとく自分を邪魔する様に思えた事です。

何故、干渉する様に受け止めるかというと、ここまで書いてきた様に、
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
子供の思いの多くが
親に受け入れられなかったり、
叶えられなかったりした記憶と、
親のなすがままの記憶がとても強い
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
というのが理由です。

その記憶が、他人が子供に振る舞ってくる行為や、言ってくる言葉が、子供の思いを遮ったり、邪魔したりする様に受け止め易くなります。

たとえ、他人にその意志が無くてもです。

そうすると、余計に親との間に出来た変な子供の反応が、個人同士や、会社や社会といった集団の人間関係にも、過敏に強烈に出てくる様になり、上手くいかなくしてしまいます。

もう色んな物事が破綻して、上手くいかなくて、自分が何者か解らなくなってきます。

では、この負のスパイラルから抜け出すにはどうしたら良いのか❓

とにかく
「自分がおかしい」
と自覚しなければなりません。

パニック症のパニック発作みたいに、身体に異常が起これば、本人は普通と違う自分に気付きます。

しかし、このパーソナリティ障害は、本人にはとても気付きにくいです。

何故かというと、パーソナリティを日本語に直すと人格です。

自分の人格や性格、考え、感情を正しいとか間違ってるとか、イチイチ思う人はあまりいないと思います。

たとえ周りの人に
「おかしい」
と言われてもです。

あなたの周りにもいませんか❓
パーソナリティ障害や精神異常と診断されていなくても、とても強く変な性格の人が。
そして、その人は自分がおかしいと思わない事もあるのではないでしょうか❓

簡単に言うと、
ーーーーーーーーーーーーーー
自分の
● 考え
● 感情
● 気持ち
に合った言葉や行動をする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
だからこそ、自分で気付きにくいのです。

でも、境界性パーソナリティ障害を患った僕からしても、パニック発作とまではいかなくても、耐えられない程の強烈な感情や動悸の高まりは、苦しすぎて嫌でした。

異常だとは思った事もあったのですが、
「これが自分だ」
という思い
でした。

パニック発作の時は、窒息、呼吸困難、身体の硬直、意識の薄らぎという身体と意識が全くいつもと違って抗えなかったので、すぐに何かの病気や異常だと思って調べました。


では、逆に境界性パーソナリティ障害の人の周りにいる人達はどうでしょうか?

当事者の言葉や行動を目の当りにして、
● 自分や周りの人達、社会一般が持つ常識に照らし合わせる
● 異常な気迫に違和感や恐怖などの危険を感じる
などをするので、気付きやすいです。

結局のところ、周りがどれだけ何を言ってくれても、言ってくれなくても、自分がおかしいと気付いた当事者は、境界性パーソナリティ障害から改善のスタートに立てます。

この点は誰にでも当てはまる
——————————————
自分で気付いた後の自己改善
——————————————
です。

親の影響が根本原因の場合の境界性パーソナリティ障害からの脱出には、
● 親子の呪縛からの脱却
● 自分との繋がり直し
● 自分以外との繋がり直し
● 意識プログラムの作り直し
● 本当の自分の芯を作る
といった『自分の作り直し』が必要です。

自分の人生の夜明けです。

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