もし、あなたが子供が摂食障害の末に、
● 元気に
● 笑顔で
● 喜んで
● 嬉しそうに
● 進んで
● 健康的に
食べてくれる姿を目の当たりにしたら、心の内を言葉では言い表せない事でしょう。
昔、2年連続で僕の娘が、川崎病が治った途端に別の感染症にかかり、再入院しました。
毎回なかなか食べなくなるので、暗い気持ちになります。
ある夜、配膳を見るなり自分から
「食べたい🍴」
「お腹空いた😋」
と、言ってモリモリ食べてくれました。
心が踊りました✨
あなたのお子様や家族が、健全に食べてくれたら、感動でしょう。
僕の過食症の場合は、実家暮らしの時に始まりました。
独り暮らしを経て結婚する時には治したので、両親から感動の言葉や振る舞いを受けていません。
今まだ生きている父からは、過食症が無くなった事については、何も言われていません。
ひょっとしたら両親共々過食症を知らなかったかも知れません。
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過食症・拒食症・摂食障害等の飲食の精神疾患を
知らない場合があります。
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両親の性格を例にして、摂食障害者の家族の心理状態として陥りやすいのが下記になります。
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ただただ異常者の我が子を目の前にして
親がどうやってもどうする事も出来なくて、
親自身の感情に支配されて爆発するしか無い。
直接本人の前で、
① 本人に向けて何の言動もしない。
② 視線の範囲に居ない。
③ 夫/妻/他の家族の後ろに隠れている。
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摂食障害者は、大抵、ヤキモキする親の気持ちと相容れません。
しかし、当時の両親に対して、僕は、無条件に抱き締めて欲しかった。
労り、慰め、慈しみ、解ろうとしてくれ、この苦しみを分かち合って欲しかった。
過去、一度だけ一ヶ月程度、プロフィールに書いている精神疾患の全てを発症している最中に、生前の母親が実家から出てきて、僕の家に泊まり込みに来てくれた事がありました。
もう、他の精神疾患も併発していたので、独りでいる事が限界で実家に電話して、生活の補助を頼んだのです。
当時の僕は、
● 親にも震えてマトモに相対せなかった事
● 親への恨み、憎しみ、怒り
の為に、感謝の気持ちもへったくれもありませんでした。
今はそうしてくれた事が心の宝物の一つになっています。
構ってくれる出来事が後々、摂食障害者の
● 心の支え
● 奮い立つ元
● 考えを改めるきっかけ
になる時はあります。
しかし、摂食障害の真っ只中は、
● 親子関係がこじれている時もある。
● 意識を柔軟に持てない。
その為、心理技術より高い効力を発揮する時もあるのにも関わらず、親の愛は子供と摂食障害に対して、すぐに変化や結果は現れない事が多いですが、親の継続した子供と摂食障害への取り組みは、心理技術と両輪になります。
意識をまともに出来ない理由は、
● 過去の積み重ね(事実、気持ち、人格)
● 今の人格
● 摂食障害としての症状
● 他の精神疾患や精神障害も患っている為
になります。
拒食症も、過食症も、意識・脳・精神などの身体そのものが、拒食症、または過食症になっています。
ですから、意識がまともに出来ない理由に摂食障害としての症状があります。
意識がまともに出来ないもう1つは、恐怖症や不安障害、PTSDなど、他の精神疾患(精神障害)を患っている場合があるからです。
その為に、親や家族が一生懸命尽くしても、摂食障害者はポジティブに受け取る事は難しい事を知っておいて下さい。
こう見ると、親や家族は八方塞がりの様に感じて絶望してしまいそうですね。
ですから、摂食障害者だけでなく、親や家族の定期的な精神的なメンテナンスも必要です。
しかし、時には、親子分離が必要な時があります。
例えば、拒食症者の片方の親が、子供にもっとカロリーや栄養分を摂らそうとして、子供が唯一摂っていた豆乳に牛乳を混ぜました。
食べ物は豆乳の一種類しか摂っていないので、豆乳の異変に気付き、豆乳さえ口にしない様になりました。
子供は、その親を見ただけで、恐怖に怯えて手がつけられなくなったそうです。
話をまとめると、
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親の子供への言動によって、
子供の親への信頼関係を完全に壊され、
恐怖症やPTSDの様な症状を、
親が子供に発症させてしまった。
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という事です。
このご家庭では暫く、精神科医の治療指示により、牛乳を入れた親が家から離れて暮らしたそうです。
たとえ、親は今、どうしようも無く自分までも錯乱してしまいそうな心地なので、情状酌量の余地や、同情、共感が考えられそうでも、やってしまった事の為に起こった事実は変えようの無い、紛れもない事実なので、言い訳は一切通用しません。
他にも、毒親など、摂食障害の子供にとって良くない場合も、親子分離が必要な時があるでしょう。
親子そろって子供の摂食障害を乗り越えるには、子供と摂食障害を理解して受け入れるしかありません。
摂食障害は、そうそう都合よく症状だけ無くなるモノではないのです。
子供と共に苦しみ、歩んでいく覚悟が親に必要です。
多くの精神疾患、摂食障害も、殆どにおいて、
◯ 自分自身との繋がり
◯ 自分以外との繋がり
という問題に起因しています。
親が亡くなっている等の為に、子供と親が関われない事はあります。
また、親の手に負えない事もあります。
親の代わりに何とかしてくれる可能性があるカウンセリング技法や心理療法はあります。
僕も色んなスキルのお陰で良くなっていき、スキルを幾つか習得して自分に使っています。
しかし、やはり実生活での人との交わりに勝る者はありませんでした。
摂食障害の方は、生身の人間の愛が一番欲しいです。
しかし、過食症も、拒食症も、重症になる程、人との関わりに
● 強い偏りを持ちます。
● 強い偏見を持ちます。
● 拒絶反応を起こします。
ですから、一番身近な親や家族でさえ、摂食障害の方とまともに関われない事が多いです。
僕は、一人暮らしの中、ヨガと心理スキルの二本立てで、精神疾患を改善していきました。
しかし、克服したトドメの仕上げはいつもどれも、生活の中で触れ合う人達でした。
摂食障害は、周りから見ても、当事者が自分を見ても、とても醜悪/悲惨に映る事が多いです。
その為、摂食障害には、
🌕️ 周りが摂食障害者を酷くしていく(他者破壊)
🌕️ 摂食障害者が自分を貶めていく(自己破壊)
という性質がとても強い。
だからこそ、周りの人達は報われにくいですが、
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本人が立ち上がって前へ進む為の温もりとして、
親や周りの人達が、
摂食障害者に愛を注ぐ必要があります。
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多くの精神疾患の多くの根っ子と課題は、
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自分を愛し直して慈しみ、他人と生き直す事
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です。
我が子や、家族が笑顔で美味しく食べる事ができる姿を見る事、一緒に食べられる事。
【元気に食べて生きる】
これに勝る幸せはあるだろうか。
ただ、
🌕️ 親(家族)が疲弊する事
🌕️ 親(家族)のあり方や性格
の為に、事態が
◯ 進展しない事
◯ 悪化する事
があります。
この事は、僕の両親と家族のあり方、そして他の摂食障害者の親と家族を見ても、当てはまります。
ですから、親や家族のメンタルメンテナンスも、事態を継続して進展させる為に必要です。
他の精神疾患もなのですが、特に摂食障害は、
● 悲惨さ
● 醜悪さ
● 訳の分からなさ
● 健康の危険
● 命の危険
● 家計の危険
によって、本人も周囲もズタボロになりやすい、泥沼にはまりやすいです。
その為、親、家族一人一人、家族の崩壊や狂いを防いだり、修正する為の手立ても同時に取っていくケースは、幾つも見られ、おススメです。
また、親の人格、考え方が子供の人格、意識、摂食障害の原因になっている事もよくある話です。
僕は、独り暮らしという親子分離だったので、過食症はもとより他の精神疾患を克服していけました。
同居していては、今の僕はなく、精神疾患は治っておらず、悲惨な今だったと確信しています。
特に、両親は僕の過食症には訳が分からず、僕を怒鳴り散らしてもどうにもならず、罰を与えてもどうにもならず、お手上げでした。
加えて、親の人格が根本原因になって僕は複数の精神疾患になりました。
ですから、同居では、僕の改善はあり得ませんでした。
たまたま、両親が同郷の町へ移住する事によって、僕は一人暮らしになり、親子分離になりました。
その結果、地獄を味わい続けながらも、精神疾患と人格の両方を改善させていくスタートを切れました。
親子一緒、親子分離のどちらかが良いかは、親子関係次第です。
精神疾患を幾つか克服した者として、他のご家庭のケースを知る者として言える事は、親子揃って摂食障害に取り組む事は、とてつもない逆境と苦しみがあります。
親自身に、子供の摂食障害の根本原因があるか無いかに関わらず、摂食障害の持つ特性が
、
● 悲惨さ
● 醜悪さ
● 訳の分からなさ
● 健康の危険
● 命の危険
● 家計の危険
である為、子供の摂食障害と意識の改善と同時に、親のメンタル面の継続したケアとメンテナンスは必要です。
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