パニック障害

多くの精神疾患や心身症があります。しかし、その根本原因は共通しています。気持ちがキチンと処理されずに残ってしまい、心の傷、即ちトラウマになってしまっているのです。ショックを受けたまま回復せずに、慢性化、悪化した結果が精神疾患や心身症に繋がるという流れです。

パニック発作が再発した時、絶望に陥りやすいです。しかし、再発は１つ１つ原因を分析して原因を解決する事によって、慢性化を防げます。解決する行為が抱えていた問題の解決にもなるので、生活の質や人としての質も上がります。

パニック発作を克服していく最中に、克服したい気持ちと克服したくない気持ちが衝突する時があります。２つの気持ちの衝突の仕方によって心のバランスが崩れ、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす恐れがあります。それを防ぐ為に、いつも丁寧に気持ちを確かめ、摺り寄せる必要があります。

パニック症（パニック障害）のパニック発作は、肉体的にも精神的にも、他の精神疾患よりも群を抜いて、凄まじい苦痛・ダメージ・絶望を当事者に与え続けます。本当に心が折れやすいです。その為、パニック発作を克服するにも、発作と付き合っていくにも、マインドセットが必要な時が訪れます。

パニック障害（パニック症）を克服する時に、暴露療法を使う事がよくあります。暴露療法をする為には、その環境を整える必要があります。徹底した安心安全を整えては、発作を克服していきます。この作業を続ける事が意識を変え、発作を乗り越えていきます。

パニック障害のパニック発作を克服していく方法の１つに、嘘偽り無く純粋に好きな事に取り組む事があります。裏を返せば、パニック障害の人は、本当にやりたい事をやっていなかったり、やりたい事に意識が入り込めていないと言えます。

パニック障害の暴露療法は、療法のプロが付いてやらず、パンニック障害者が独りでやる、親類等の有志とやる事が多いです。その結果、サポートしてくれても素人の場合が殆どです。ですから、挫けにくい暴露療法が必要なのです。

パニック障害/パニック症の人が、パニック発作を克服していく為に、発作が起こる場所に行ける様になる練習をしなければならない事があります。これは暴露療法と言われています。しかし、実際は、一人でやる事や、素人の家族や周囲の方々がサポートする事が多いです。何故なら、いつも生活の場に療法士等の専門家がいる訳ではないからです。その現実と暴露療法をこなしていくコツをまとめました。

パニック症（パニック障害）のパニック発作は、服装等の身に着けるモノによって発作の起こり方が大きく変わります。どんなモノを身に着ければ良いかについて説明しています。パニック症（パニック障害）のあなたも、服装次第で、発作を和らげる、起こりにくくする、抑えやすくする事ができます。

パニック症の親が、パニック発作が怖くて、子供と一緒に遊べない事があります。ジェットコースターに乗れない。かくれんぼで、子供がいなくなる恐怖や不安に襲われてパニック発作が起こる等です。健常者の親でも、苦手な遊び、出来ない遊び、怖い遊び、心配な遊びがあります。そういう時は、子供にキチンとあなたの気持ちを伝えれば良いです。何度でも、何度でも。