「過食症の過食している感覚とはどんなものか❓️」
「いったい何を感じ、考えているのか❓」
過食症を体験した事がない人は、過食している人そのものを理解しがたいと思います。
ですから、その事について、お話しします。
まずは、僕が過食症だった時の感覚です。
僕は、夜の過食がメインでした。
夜こそが、永遠に続く幸せ・解放の世界と時間であり、いつも過食の夜は、絶対に明けない心地でした。
夜は、永遠と続く食欲と、どこまでも大きくなる快感を出し続けます。
そして、途中で僕が眠ってしまうと優しく包み込んでくれました。
過食の時間が唯一、
● 鬱積した気持ちを留めなくても良い時間
● 食欲と一緒に気持ちをどこまでも解放しても良い時間
● 誰の目線も無くて好き勝手やって良い時間
でした。
食べるという動作によって、気持ちが、晴らされる、叶えられるという感覚です。
人の気持ちというのは、動作が伴う事によって、
● 表現できます。
● 晴らせます。
● 叶えられます。
ですから、食べる、飲む行為が、気持ちを表現し、晴らし、叶えています。
人によっては、スポーツなど、他の事で気持ちを、表現、解消、達成させるでしょう。
ただ、過食症という病気なので、脳と精神が異常な働き方をして、適度で健康的な食事をできない状態である事には変わりありません。
僕は、夜中の過食が程んどでしたが、
「明けるのに、明けない闇夜」
と思い続けた翌朝は、消化吸収されていない重くて気持ち悪い内蔵と共に目覚め、飲み食べ散らかした部屋に落ち込む事の繰り返し🔁。
「また、やっちゃった。」
部屋の片付けと共に始まる地獄のデイタイム。
罪悪感、自己嫌悪、自己否定、絶望、怒り、諦めの気持ちを高めます。
嘔吐が出来ていた時は、必死に吐きます。
体内で栄養が吸収される前に、ダメ押しを続けてキッチリ吐きまくる。
ここまで語った、明けない夜という感覚は、日が昇っている時に過食する人にとっても同じです。
過食中は、自分だけが切り取られた時間、空間に居る感覚です。
夜が明けて朝になるシーンは、過食症の人が過食を終えて我に返る時の感覚です。
過食嘔吐の人は、トイレに行って吐く。
散らかったゴミを片付ける。
下剤や、痩身/カロリーカットサプリを飲む。
猛烈に運動してカロリー消費をする。
何もしない。
過食が終わると、いわゆる戦後処理の時間です。
戦後処理の気持ちはどんなモノか❓
罪悪感、恐怖感、自己嫌悪感、強迫観念、絶望、怒り、悲しみ。
感情や思考を封じ込める。
スッキリしてせいせいしている。
理解が追い付かず、訳が解らない人もいます。
呆然としている。
などなど、人それぞれです。
そしてまた、次のスイッチが入ると、過食し、気持ちを解消などして、我に返った時の気持ちを感じるルーチンワークを繰り返します。
我に返った時にする動作が原因で感じる事が、感じた事をどんどん強くしていきます。
自己嫌悪、怒り、悲しみ、等々……
この感じた事が、自己評価や人格/性格を余計に強めていって過食を慢性化させる一因にもなります。
ここまで書いた意識の変化は、その人に応じた気持ちの動き方ですが、過食症という病気の症状が、より一層強く起こします。
だから、慢性化や悪化し易いのです。
過食症は、だいたい次の3パターンです。
① 嫌な気持ちを避けて、快感や快楽を得たり、溜まった気持ちを発散する。
② 昔から食事の仕方、または感情や思考を他人に牛耳られ、
食べ方と食べる量が解らない。
(過食と拒食を行ったり来たりする恐れがある)
③ 拒食症の反動による過食症。
(起こる理由として、
生物としての本能的な働きとして起こる部分もある)
どのパターンの過食症も、克服していくには、
● 解消されない思いを過食が肩代わりして晴らす意識
● 他人に縛られて自分の気持ちを適切に表現できない意識
の書き換えにより、脳と精神を変えていく必要があります。
①②については、下の記事をご覧下さい。
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