過食嘔吐を続けると、歯が無くなります。
これを、
酸蝕症(さんしょくしょう)
と言います。
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口の中が酸性になって歯のエナメル質が溶ける。
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過食そのものが、食べてる量や時間がとてつもないので、口の中の汚れや酸性度は酷い。
過食中から歯磨きまで時間ですが、その汚れと酸性度の酷さが、普通より長時間、長期間になり、回数もかさみます。
時には、歯を磨かない事だってあります。
過食や歯を磨かない後に嘔吐が追い打ちをかけます。
吐く時に胃液が口を通りますよね!?
その胃液が歯を溶かすのです。
過食症を克服していくには、心の傷や癖、そして生活環境を改善する以外に、恐ろしい結果も知っておく必要があります。
怖く不都合な成り行きさえ、自分を変える材料にしてしまうのです。
どんなものでも自分を良くする為に使う意志力が、過食症によって快楽や喜び、解放の感じ方がおかしくなった脳と意識の自動プログラムを書き換えていく為に必要不可欠です。
必要不可欠だからこそ、見たくもない、知りたくもない、聞きたくもない事に向かい合います。
過食症の中でも過食嘔吐は、食べ過ぎても吐く事ができる魅力の『魔力』があります。
『過食をなかった事にできる魅力』
私にとっても凄まじい魅力でした。
なんたって、
『吐いたら、飲み食いが帳消しに出来る』
という信じ込みにはまりこむから。
『食べてすぐに吐けば消化吸収されない』
という理屈に、
🌕️ 逃げ道
🌕️ 屁理屈
🌕️ 言い訳
🌕️ 現実逃避
を求めて依存する様になります。
この事は、過食して吐けていた時の、私の心の内であり、他の過食嘔吐の人達にもこの傾向が多いです。
私は、過食嘔吐を2年程続けた間、スポーツマンで体脂肪率一桁だったベスト体重65kgが53kgになり、写真に写る姿は骨と皮。
私もですが、
「痩せているから良い」
という所に自己肯定をこじつけられます。
吐く事は、
● スポーツマンのプライド
● 痩せていなくてはダメ
● 太る事は自堕落・自己管理が出来ていない
という強烈な価値観の逃げ場所でした。
ですから、吐けなくなって太り出した時からの
● 自己否定
● 自己嫌悪
● 自己侮蔑
は、相当のものでした。
私も、過食症の方々は、吐けないと、こんな風な事にはまります。
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🌕️ 下剤の大量服薬
🌕️ カロリーカット食品や栄養補助食品
🌕️ カロリー燃焼系サプリメント
🌕️ 運動用サウナスーツ
🌕️ 過度な運動
かつての私や過食症の方々は、
「痩せておけば健康」
という事を、強く信じていたと同時に、その言葉に逃げてしまいます。
過食症を完治させた今の私は、
「食に関する健康は、口にする物次第。食事を楽しめているか、嬉しいか、幸せか、待ち遠しいか、食を通して自分を大切にできているかにかかっている。」
という考えに変わっています。
『気から病』と『気から健康』。
いつも健康食品たけを摂らなければならないというのではなく、柔軟に要領よく自分にあった楽しい健康な食事をする。
自分に責任を持つのが肝です。
過食症を完治させてから僕が思う事は、
『どんな事情があっても、摂食障害は自分の生命をぞんざいに扱い、傷付けている。』
という事です。
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どんな場合でも、
身も心も健康でなくなったら、
見直す時が来ています。
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見直す為には、事実と正しい知識を探して、向き合って、受け入れる必要があります。
ですから、怖い現実を見て向き合います。
目を背けては逃げ、またチラ見してみる。
背けた後にまた見てみる。
だんだんじっくりと向き合い、受け入れ、解決に向けて取り組んで行ける様に自分で自分を導く。
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しかし、
【時間切れ】がある事を
常に心に留めて
おかなくてはいけません。
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正しい知識、真実を受け入れて摂食障害を克服する気持ちになる前、なった時には既に、
🌕️ 後遺症が残って死ぬ迄苦しむ状態
🌕️ 回復が見込めず死ぬだけしかない
という可能性もあります。
典型的なのが、生活習慣病ですよね。
● 高脂血症
● 糖尿病
● 腎臓病
● 肝臓病
● アルコール中毒
そして、今回の歯が溶けて、抜けて、無くなる事。
僕も、不都合で嫌な事を見るのが大嫌いで大の苦手です。
でも、過食症を完治させた者として、過食症の嫌な、怖い成り行きを見て、聞いて、感じる必要がある事を知っているからこそ、繰り返し書いています。
自分一人で出来なければ、人の手を借る、ツテが無ければ作る、恥ずかしいなら恥かしさを振り払う。
厳しい言い方かも知れませんが、それしか言いようがありません。
僕は、まずはヨガから始めて、女性ばかりの恥かしい中に飛び込み、先生方に教えを請い、自分を変えていき始めました。
過食症に効く、特効医薬品なんてありません。
ですから、意識の在り方を変えながら、脳の動き方を変えて過食症を辞めていきます。
過食症と過食嘔吐を辞める為に、過食嘔吐の人は、吐いても、
「過食した事はチャラにならない、帳消しにはならない」
という事を知り、吐く事について、
「心身を痛めつける」
という事を心の底から理解し、理解した時の感情を感じきらなければなりません。
向き合いたくない事に向き合って取り組む事が、自分の人となりそのものを変えていき、過食嘔吐を含む過食症を克服していく事になります。
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